秋嵐 会津駒ヶ岳(2,132.4m)



                      燧ヶ岳から熊沢田代ごしに会津駒ヶ岳を望む   2012.6.24撮影

  平成24年10月13日(土)秋合宿として、会津駒ケ岳に登ってきた。当初は1泊の予
定であったが、日帰りでの実施となった。この時期2日間をかけての登山は参加者が少
なくなるのと、最近の交通事情から考えると(野崎から2時間)やむを得ない選択だった
と思う。
 
  きれな三日月と金星 赤いのは鉄塔のランプ           やまないかなぁ

 午前4時26分、定刻よりも早く野崎を出発。三日月が綺麗で満点の星の中の旅立ち
であった。今日一日、真盛りの会津の紅葉を堪能できる期待で胸ワクワクであった。
10kmは続くと言われている直線道路(通称たて道)を北上して関谷に向う。コンビニ
にて、朝食及び昼食の買出しをして一路桧枝岐に向う。道路脇の温度計は3〜4℃と表
示が出ている。車の中は、久しぶりの大勢(7名)の参加で盛り上がる。夏合宿以来の
各人の山行の思い出や自慢話で話は尽きない。

 途中「道の駅 番屋」でトイレ休憩。この辺りから何やら雨模様。関東平野との違い
に大いに驚く。藤田名誉会長いわく「尾瀬地区は、新潟の天気が近い。今日は北海道に
ある低気圧の影響で天気は良くない。午後になれば回復するはずだが。」そう言われて
先生の足元を見れば、長靴!先生だけ完璧。雨具も新調だそうだ。ベテランにはかない
ません・・・・。

 6時30分登山口下の林道に駐車。直ぐに朝食を摂り完全武装で出発(6時50分)。

 7時駒ケ岳登山口(滝沢口)到着。今日のCL荒木さん登山届を提出。ここでボランティ
アの3人組から指導を受ける。「この山は、自然保護のためストック禁止です。やむを
得ず使用する場合は、ゴムキャップを外して下さい。」とのこと。最近は、ダブルスト
ックが主流でどこの山に行っても、皆さん使用しています。登山のスピードアップやバ
ランスのとり易さ等自分の安全のために使用するようです。しかし、それって人間本位
の考え方。植物の身になれば、根元を刺され踏みつけられ、トンデモナイ行為です。
元々登山自体も植物には迷惑で自粛すべきなんでしょうが、それは勘弁していただい
て、ストックは必要最低限の使用に限るべき。特に樹林帯の中での使用は禁止。木道で
は、傷みが早くなるのでゴムキャップを付けて(たしか尾瀬の木道に表示がありまし
た)使用する等々、私達が出来ることは取組んでいかなければならないと考えさせられ
ました。

 
        登山口               紅葉の中を行く

 木のハシゴ(階段)を登れば、のっけから急坂となる。ミズナラやブナの中、ジグザ
グに登っていく。いくらか雨も上がり、雨具の上着を脱ぐ。たっぷり汗をかく。時々日
が差し込みそれに照らされたモミジ等は紅葉真っ盛り。しかし、赤の色が良くない。今
年は赤くならずに茶色く枯れてしまうようです。

 
                   水のない水場

 8時23分、水場入口に到着。水場をのぞきに行ってみると、残念ながらチッタンチ
ッタンととても水など汲めません。かえって喉の渇いた水場でした。

 水場を過ぎると傾斜も緩くなる。ブナからオオシラビソに樹勢が変わるころ道がぬか
るんできて、木道が現れる。風も強くなり、ずいぶん気温も下がったようだ。手がかじ
かんできた。先生の温度計は0℃。再度雨具を着て、手袋等防寒対策をした。晴れてい
れば、この辺りは頂稜湿原でとっても爽やかなところのはずですが、今日は台風並みの
風とガスで視界ゼロ。小屋泊まりの下山者に尋ねると昨夜は雪が降ったそうです。勾配
の付いた木道は滑ってとても危険です。足元ばかり見ながら小屋を目指します。ふと目
を上げると草モミジが盛りです。

 
     森林限界を過ぎて湿原へ                    駒ノ小屋

 9時50分、駒ノ小屋到着。暖をとる人達で中は満員。ここでCLを中心にミーティン
グ。天候が怪しいので、中門岳は取止め駒ケ岳頂上のみに計画変更です。10分程休憩
の後、頂上目指し駒ノ大池脇の木道を進みます。山頂が池に映り見応えのある景色だそ
うですが残念です。木道には所々雪が残っていました。

 10時20分山頂到着。1等三角点にタッチ。記念撮影も早々に下山開始。木道が滑っ
て大変危険なので、全員ストックの使用を開始。「この山の決まりを守れずごめんね。
必要最小限にするからね。」と心で叫びながら。

 
         駒ケ岳山頂にて                      初雪が

 10時50分駒ノ小屋到着。昼食。女性陣は中に入ることができ、ストーブの脇で廻り
の人達と山の話に花が咲いたとか。男性陣は、寒さに震えながらも意地を張って外のベ
ンチで昼食。共同装備でお湯を沸かし暖をとる。カップラーメンがとっても美味しかっ
た。

 11時20分駒ノ小屋出発。滑りやすい勾配のついた木道を下る。ここから先生が先頭
だ。さすがベテラン。ガスの中なのに皆を飽きさせないような山の話と植物の解説が続
く。チングルマ、ハクサンチドリ、リンドウなど初夏の花畑を思い出すには十分であっ
た。きっと見事な景色なんだろうね。また来たくなっちゃうなぁ。

 ハウチワカエデ、イタヤカエデ、イロハカエデ、ウリハダカエデ、トウカエデ、ミツ
デカエデなど葉の形ばかりでなく、色づき方など千差万別で味わいがある。随分下って
きた。水場近くまで来ると、天気も回復してきて暑くなってきたので、衣類調整。木々
の間から隣の尾根の紅葉が見事だ。青空をバックにダケカンバの黄色や幹の白が鮮やか
だし、そこにオオカメのキやヤマウルシの赤が混じるとそれは別世界。やっと目的の紅
葉狩りだ。

 
                     やっと晴れました

 14時10分、登山口到着。今日の行程は11kmでした。下山届を提出後、車に戻り直
ちに出発。途中桧枝岐スキー場前の「アルザ尾瀬の郷」に寄り、清算コンパ。尾頭トン
ネルを抜け塩原まで来ると、道路は濡れていません。1日晴天だったようです。

 17時5分野崎に到着。解散。皆さん御苦労様でした。

                              伊藤 記


山行記録

○と き 平成24年10月13日(土)

○ところ 会津駒ケ岳(2,132.4m)

○てんき 山:雨のち曇りそのうち晴れ、下界は晴天

○おあし 荒木車

○参加者 荒木(CL)、海津(SL)、伊藤(報告)、伊藤(撮影)、藤田(記録)、

  屋代(会計)、大金

○コースタイム

     黒羽 = 野崎 = 関谷(コンビニ) = 道の駅番屋 = 駐車場 −
     04:00   04:26    04:45〜04:50    05:40〜05:45  06:30〜06:50

     駒ケ岳登山口− 水場 − 駒ノ小屋 − 駒ケ岳 − 駒ノ小屋
     07:00    8:23〜08:32  9:50〜10:00 10:20〜10:30 10:50〜11:20(昼食)

  −水場−登山口−駐車場=アルザ尾瀬の郷=野崎=黒羽
  12:50 14:10  14:26   14:40〜15:05  17:05 17:30

戻る