山T高原大入道
        ―新緑とシロヤシオ―

 気象情報によると停滞前線が北から南へ移動中であって、関東地方北部は正午頃より
雷を伴う大雨が予想されていた。5月22日(日)14人(男7、女7)の会員がマービン
前で2台の車に分乗(荒木車8人、植竹車6人)して、定刻6時丁度に出発した。
 天候は薄曇り。上空には絹雲が広がり天候の下り坂を示していた。気温は高く、約2
0度である。矢板市内を抜けて泉から八方道路を経て、小間々台駐車場へ到着。10分
ほどの間に1台を大間々台駐車場へ置いてくる。各自の体操の後、大入道目指して出発
する。あたり一面に埋め尽くしている山躑躅、今年は開花が遅くて未だ咲いていない。
わずかにトウゴクミツバツツジが青紫色の花を咲かせているのでカメラの対象になって
いる。このような訳で、心配した駐車場の混乱もなく他車は4台であった。

   
      トウゴクミツバツツジ               ダケカンバ
 
         ボケノハナ                 ヤマツツジ
 7時15分出発。13分後桜沢左俣を通過する。このあたりで沢沿いにトウゴクミツ
バツツジに混じってシロヤシオがわずかに散見された。更に14分後、桜沢右俣を渡っ
てから大入道の登りにとりつく。まだ新緑になりきれない樹林の林床には、笹に混じっ
てアズマイチゲ、スミレ、カタクリ、ショウジョウバカマなどの緑が見られ、わずかに
カタクリの花も見ることが出来た。
 気温が高い上に無風状態の南斜面の登りで、暑さはひとしおである。登行開始から3
0分後の休憩までがとても長く感じられて、休憩と同時にシャツを一枚脱いでザックに
入れた。
 大入道の南斜面はダケカンバ林が続き、林床にはヤマツツジが群生しているが、これ
もつぼみが膨らんだ程度で開花はもう少し先となる。稲妻型の山道、大汗をかいて更に
30分で休む。ここから10分で1,402mの大入道頂上に到着する。ここで記念撮
影をしてすぐに出発する。午後に予想される雨降りを考えると時間は無駄に出来ない。
先を急ぐ必要があり植竹CLの先導ぶりがすばらしい。ここから剣が峰付近までの稜線
上と北側斜面はシロヤシオの群生地で最盛期にはそれは見事であるが、本日はお預けと
なる。今年の見頃は来月になる模様である。

 
          大入道にて4人娘              剣ヶ峰を目指して尾根道を行く 

                オオカメノキと前黒山
 シロヤシオに代わってオオカメノキ(ムシカリ)の白花が目立つ。これは剣が峰頂上ま
で続いていた。ときおりトウゴクミツバツツジの青紫色が加わって楽しい稜線歩きが続
いた。道々、「テッペンカケタカ」(トッキョキョカキョク)の鳴き声も耳にする。一株
だけヒメイチゲの小花に出会った。9時9分、中入道通過。9時16分、小入道通過。
その後、10分間の休憩をとる。朝食が早いため、各自小助飯をとる。9時40分孫入
道通過。いよいよ剣が峰の急登になるが17分後、1,540mの剣が峰頂上到着。1
0分程の休憩だが汗をかいた半袖では寒さを感じるようになった。西の釈迦が岳の上に
は黒雲が漂って既に雨降りの予感がしていた。

 
            アカヤシオ                   釈迦が岳

 カッコウが 高原山に 夏を告げ            秀雲


                                      八海山神社にて
 10時26分、矢板市最高点(1,590m)に立つ。ここで山の歌1番と6番を斉
唱。ギャラリー無し。10分後岩山の八海山神社前で伊藤カメラ係、集合写真を撮る。
すぐに下山を始めてまもなく降り出した。雨具着用の合図のもと14人数分間で雨具を
付ける。かなり馴れていて好ましい。予想に反して激しい降りではなくて助かった。見
晴らしコースに合流した時点でドライバーの2人は先発して車を取りに行く。

 
            シロヤシロ               オオカメノキ

  
        山のレストラン            大間々に向かう林道

 正午過ぎ、「山の駅たかはら」(山のレストラン)で各自麺類を注文して昼食となる。
同時に大金会計係で会費の精算をする。シロヤシオの未練からか苗木を買い求めた人も
あり、本日の山行の終止符となる。ずぶ濡れにならなくて良かった。結構な1日でし
た。2時マービン前に無事全員帰着し木村会長の挨拶で解散となる。お疲れ様でした。
ドライバーのお二人さん、ありがとうございました。感謝。

                              ( 角田 記 )

 山の駅 花を見たさに 苗を買う

 雨にぬれ 皆で食べる 饂飩・蕎麦       秀雲


 白ヤシオの妖精に迷い 大入道くんだりに来て

 頑なに拒まれ 東国三つ葉躑躅に 救いを求めている好爺   藤畑 謙


※山行記録(しろやしおを訪ねて)

○と き 平成23年5月22日(日)

○ところ 矢板市 高原山大入道(1,402m)

○てんき 曇りのち雨

○あ し 植竹車・荒木車

○おあし 1,500円

○参加者 14名
  植竹(CL)、荒木(SL)、角田(報告)、大金(会計)、伊藤(撮影)、古矢
(記録)、伊藤、木村、藤田、石戸、平山、大野、佐藤、頼高

○コースタイム
 6:00    6:55      7:45    8:20    8:30
黒羽マービン=小間々駐車場・・・桜沢右俣小休止・・・小休止・・・大入道(写真)
       7:15      7:50     8:25    8:35
 8:45   8:50    9:20    9:55
孫入道・・・縄文ヤシオ・・・小休止・・・剣ヶ峰山頂(1,540m)
 通過     通過     9:30    10:00
 10:20       10:25          10:40
アカヤシオ小休止・・・剣ヶ峰本峰(1,590)・・・八海神社(写真)
  10:23       10:30          10:50
       11:30  11:45   12:05    14:00
見晴ノ頭・・・林道・・・大間々終点=矢板山の駅(昼食)=黒羽マービン
 通過     通過   11:55   13:00     解散


後日(6月4日)補足調査を実施しました。

                             大間々駐車場付近


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