那須岳クリーンキャンペーン山行

前夜祭のこと

 今年も那須岳のクリーンキャンペーンに、都合の付く人だけ参加というわけが、例会では参
加希望無しです。止むを得ず前夜祭と前日に栃岳連自然保護委員会が開かれるので、その
役員である木村会長と藤田名誉会長の2名が参加しました。

 平成22年9月4日午後2時木村車での出発となる。土曜日の混雑を考え、那須街道を広谷地
から池田に出て、新那須へ。思った程の混雑はなかった。

 3時に峠の茶屋県営駐車場到着。園地の四阿脇のベンチで会議は終了。各人各会に戻り、
テント設営を始める。

 前夜祭が始まるまで、各会の交流。あちこちで話が弾み、例年のような談笑風景が見られ
る。そのうち、坂口日本山岳協会名誉会長・栃岳連名誉会長が見えられ、半年ぶりの旧交を
温める。

[前夜祭]
  • 手塚委員長の開会のことば
  • 坂口名誉会長の挨拶(栃岳連自然保護活動の変遷や先人の御努力が・・・・)
  • 速水事務局長の参加状況報告
  • 小川次長の差し入れ状況(我が会の「旭興」は勿論)の報告
 しかし、カツオのタタキや刺身など、豪華なつまみは、山屋には相容れないものがあり、今後
の事を考えると前夜祭の持ち方も再考の余地があると感じた次第でした。

 四阿の中に、焼き肉用の鉄板2基をしつらい、炭が熾され、どさっりの肉・野菜・ビール・酒の
呑み物で、「会費千円で持つのかよ。」と思う程豪華であった。

 25名の申込みのところ、50名を超す参加者となり、人数の盛り上がりで賑やか。焼きあが
ってきた具・酒で楽しいコンパとなり、午後9時まで続いた。

「清掃は 俺の為だよ ねェー貴女」   トーハタ ケン


清掃登山のこと


                                         
 栃木県山岳連盟が主催する第33回那須清掃登山が9月5日開催された。恒例により4日には
前夜祭が開かれ、黒羽山の会からは、藤田さん・木村さんの2名が参加した。

 快晴。5時30分、木村車荒木車に9名が分乗して出発した。6時30分峠の茶屋駐車場に到
着。すでに駐車場は満車状態。幸い栃岳連事務局に駐車場所を確保していただき、事なきを
得た。筆者の経験では、秋の紅葉時期に早朝で満杯になった経験はあるが、やはり今日は特
別な日であった。

 7時になっても式典は始まらない。7時20分式が開始され、60名強の関係者が参列した。栃岳
連会長、名誉会長の挨拶がなされる。この企画は、日光で37回。那須では遅れること4年で33
回を迎えるとのこと。最近はほとんどの山は、ゴミも無くきれいになっているが、登山者の意識
の高揚のために実施している。特に、高山植物の保護や危険地帯への立ち入り自制を求めて
いる。昨年の式典もなかなか始まらず、7時28分の記録がある。今年は8分の短縮でした。ここ
で一句

「那須時間 いつ始まるの セレモニー」     義孝

ここで、ある会員から「一句ではなく文句だろ」・・・参りました。

 準備体操後、7時45分式典を閉会した。7時50分登山開始。登山カードを提出し、大野CL、荒
木SLのもと一路三本槍を目指す。

 
              茶臼岳                              朝日岳

 8時10分中の茶屋ケルン。この付近の登山道整備を行う。出発前事務局から特に要請があ
ったもの。8時48分峰の茶屋到着。出発から1時間弱、途中定番の「りんどう」の可憐な容姿と、
微風が暑さをやわらげてくれる。

「竜胆に 心癒され 那須登山」         宣代

 茶臼岳をバックに

9時5分朝日の肩に到着。峰の茶屋からは、鎖場等緊張する行程であった。男の子が父親と頑
張ってる。歳は6歳とのこと、もうひと組同じ年頃の女の子も必死に鎖場を登っていた。


                          熊見曽根からみた朝日岳

                  茶臼岳〜朝日の肩〜熊見曽根

10時38分清水平到着。休憩中に後続の伊藤さんたちのが合流する。本隊から遅れること1時
間、8時50分登山開始とのこと。これで、予定者12名が、全員揃った。那珂川源流は、ここ数日
雨が無いため水流は見えなかった。


    清水平より三本槍を望む

           
 清水平から三本槍へ向かう1時間の行程。頂上手前の上り坂に最近玉石が敷かれ整備され
た。この玉石が、他の登山者の悲劇のものとは知る由もなく、どの様にして大量の石を運んだ
ものやらと考えながら歩くうちに11時35分、頂上に到着。40名弱の登山者がひしめき、昼食や
ら写真撮影やら賑々しい光景であった。遠くの山並みには、雲が散見されたが、上空は雲一
つない青空である。今時では、珍しいほど良い天気とか。釈迦ヶ岳・至仏山・燧ケ岳など福島
の山々が、遠望できる。残念ながら富士山の付近には、雲が立ち込め雄姿は見えなかった。
福島県の林業関係者が設置した新しい山岳配置板は、登山者の話では7月ごろ新設された模
様。
  


  三本槍山頂から 流石山、大倉山、三倉山を望む
                       「前回の三倉はきつかったわねェ〜」の言葉が聞こえてきそう


                    山頂にて         アキアカネもご一緒に

 12時25分下山開始。少し下った玉石を敷き詰めた当たりを、肩を組み下山している二人連
れがいる。追いついた時点では、腰を下ろし休んでいた。玉石に足をとられ捻挫したとのこと。
追い越し際、伊藤さんが「大丈夫ですか」を声をかけた。「大丈夫です。」との返事であった。私
達に助けるスベは無いが、下山して救助隊への連絡はできる。実はもう一人が、連絡に下って
いた。途中でその人に遭遇した。13時10分、清水平に到着。茶臼岳と朝日岳の間にガスが立
ち込み始める。熊見曽根から朝日の肩へと進む。怪我をした人たちの連れで、連絡に下山し
た人に出会う。二人を追い越した場所を伝える。既に救助のヘリを手配したとのこと。14時11
分、朝日の肩に到着。全体にガスがかかり始める。雷雲は無い。福島方面からヘリが飛来し、
清水平の上空を舞う。我々は、峰の茶屋へと鎖場を越える。清水平上空にもガスがかかり、ヘ
リコプターを包み込む。救助の様子は全く見えない。ヘリの音のみが聞こえる。14時55分、峰
の茶屋に到着。那須黒磯消防の救助隊が5名詰めていた。ヘリと交信している。けが人を無事
確保したとのこと。

 15時5分、気合いを入れなおして出発。行程は、リズムの良い速度で進む。誰からか、「これ
が登山だ。」という声が出る。快い歩きであった。途中ケガ人の同行者が追い付き、登山指導
センターに詰めていた警察官に事情説明を行っていた。15時45分、清掃登山を終えた。成果
物のゴミは、自分自身が持ち込んだものだけであった。

 今日の教訓。一人の登山者のちょっとした不注意が、ヘリの出動や、救助隊の出動までに至
り、大変な対応を生じてしまう。私達は、どのような山行きに際しても、登山に耐えうる体力や
気力を維持するように心がけ、登山者の責務として、日頃から最低限の訓練を行っていきた
い。ひいては、私たち自身の健康維持になることを信じて・・・・・

                                   高木 記

○山行記録

・と き 平成22年9月4日(前夜祭)、5日(清掃登山)

・ところ 那須三本槍 1,917m

・てんき 晴れ。残暑厳しく関東一円猛暑日。下山時風涼し

・あ し 木村車4名、荒木車6名、マイカー3名

・おあし 1,500円

・参加者 前夜祭から木村、藤田

     清掃登山 荒木、伊藤、伊藤、大金、大野、鐘ヶ江、高木、角田、屋代、頼高

○コースタイム
POINT
TIME
備 考
マービン発 5:30
駐車場着 6:30 朝飯
セレモニー 7:25〜 会長・名誉会長挨拶、準備運動
登山スタート 7:50 途中登山カード記入
衣類調整 8:10
中の茶屋 8:21 石積み奉仕作業
峠の茶屋 8:50〜9:00 休憩
朝日の肩 9:42〜9:52 休憩
熊見曽根 10:13〜10:23 休憩
清水平 10:40〜10:50 休憩
三本槍山頂 11:35〜12:20
清水平 13:10〜13:22 休憩、伊藤合流
熊見曽根 13:43〜13:53 休憩
朝日の肩 14:12〜14:15 休憩
峠の茶屋 14:55〜15:03 休憩
駐車場 15:35
大丸ガーデン 15:45〜16:20 コーヒータイム、清算
マービン着 17:30
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