平成22年度登山教室実技 第1回 「茶臼岳」

  本日〈4月18日)の茶臼岳

 40数年ぶりという4月の降雪を尻目に、平成22年度の第1回登山教室実技が実施されまし
た。荒天にもかかわらず6名の受講生と8名の会員が定刻7時に『峠の茶屋P』に集合しました。
点呼と名札を手渡し後、藤田CLからコース案内を聞き出発となりました。現地は積雪と強風で
雪仕度の服装です。
 受講生を先頭に登山開始。7時15分。

  稲荷沢を越えて

 今年度の受講生の皆さんは、山の経験者で身支度もきちんとしておりました。
今回の茶臼岳登山は、稲荷沢と尾根の間の残雪を踏み茶臼岳の外輪山を目指す行程です。
通常なら胸突き八丁の登り階段も積雪のため、楽に歩け、雪の感触を楽しめました。

 「春山に 残雪恋しく 来たはずが
          非情じゃないか 茶臼の雪ども」   藤畑 謙

   中の茶屋付近

 中の茶屋付近で休憩を取り、未踏の雪原に分け入る。腰までつかる吹き溜まりをCLがラッ
セル。さらに、和知SLが交代でラッセル。日頃から鍛え上げている二人ですが、今日は、訓練
になったようです。撮影担当の伊藤さんは、ズボンを濡らしながらの撮影ご苦労さまでした。さ
ながら報道カメラマンのよう!

「雪遊び 想いも掛けず 雪悶え」            藤畑 謙

 天候は回復せず、ここから下山と判断されました。

「茶臼岳 道までふさぐ 春の雪」            宣代

 時々地吹雪が舞い上がり、まるで頬にビンタを食らったような痛さを感じました。稲荷沢に下
りる道は、雪崩が起きるかもしれないという、SLの偵察で取り止めになり、中の茶屋を目指し
てひたすら下る。普段なら観賞するコメツツジやガンコウランを雪や氷の上から踏みしめなが
らの歩行でした。雪や氷がなければ自然保護に逆行です。この季節だけに許される特権で
す。踏んでも、踏み固めてもサラサラの雪質はまさにスノーパウダーです。ガンコウランの上の
薄氷の様は、昔々真夏に食べたあずきアイスのようでした。初回から大変な山行に受講生が
参っているかと思いきや、ある男性は「面白い」と満面の笑みを浮かべ、まるで少年に返ったよ
うでホットしました。

「残雪の 山にひたりし 少年の顔」           ミエ

もと来た道を黙々と下り登山指導所に到着。ここで、受講生6人が肩を組みテント設営のため
の雪固めを訓練しました。最後に全員で記念撮影におさまり、四阿小屋にてCLの注意と反省
を頂き解散となる。

「雪原に 踏み跡残し 外輪山」                       ミエ

 
 参加者全員で


今回は、会員の私たちも雪の中での訓練になりました。
 これより先は、いつものパターンで大丸ガーデンでのコーヒーコンパ。でもまだ11時半!
 名残惜しく「御亭山」まで出向き、お座敷探し!

 御亭山山頂にて

 いつものごとく話に花が咲きくっちゃべる(食べたりしゃべったり)こと1時間半。「御亭山」は春
の日差しが陽陽としてました。さらに別れがたく、佐貫の茶の里まで繰り出す。残念ながら売店
はお休み。マービンに2時半帰着となりました。皆様お疲れさまでした。

                                             大野 記

●参加者
 山の会会員  藤田、木村、大金、大野、和知、頼高、伊藤、荒木 8名
 受講生     小高、後藤、後藤、助川、谷口、早川         6名

●コースタイム
POINT
TIME
備考
黒羽 マービン 05:50 出発
県営駐車場(峠の茶屋) 06:45 到着
県営駐車場(峠の茶屋) 07:00〜07:15 合流・出発
登山指導所 07:20 登山計画書提出
中の茶屋付近 07:50〜08:00 休憩
下山 08:20
登山道に戻る 09:15〜09:20 点呼
登山指導所 09:30〜9:35 記念写真
四阿 09:50 解散
大丸P 10:05〜10:45 清算・コンパ
御亭山 11:50〜13:20 昼食
茶の里公園 13:45〜14:05 散策
黒羽 マービン 14:30 帰着
  • 役割分担                                               
     CL(藤田)SL(和知)記録(荒木)撮影(伊藤)会計(頼高)報告(大野)
●記録
  • と き  平成22年4月18日
  • ところ  那須 茶臼岳
  • てんき  曇りのち霙雪時々薄日
  • おあし  \1,500
  • あ し  木村車、和知車
  • おあじ  大丸ガーデン(清算&コンパ)

角丸四角形吹き出し: 茶臼岳春山(例年より雪多し) 最初の想定では、稲荷沢上部の雪渓から、茶臼の外輪山めがけて、登行の直登・左上・右上で、雪上歩行訓練を考えていましたが、旧雪の上に20cmほど新雪が残り、目的どおりにはならない結果となりました。思いがけずにラッセル交代と深雪の脱出の実習体験となりました。

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